設立の原点

◆会社設立の原点

◇「都市をデザインすること」とはどういうことだろうか

私たちが目にする都市空間は、建築、道路などルールに基づいてつくられたものの集積で成り立っています。地区計画など都市計画の計画手法を用いることで、単体の施設を集合化した街の形を規定することができます。その点で、都市は、デザインの対象になりえます。

一方、都市は人々の生活の器として経済活動の場として存在しています。様々な現象が起こり、日々姿を変えます。その点で、都市は、結果の産物ともいえます。

◇アーバンデザイン + スタジオ = 都市をデザインする工房  として

私たちは長年「都市をデザインする」という命題に向き合って、街のありように寄り添いつつ、街のあるべき姿を考え、問題解決の糸口を模索してきました。100年前に現在の都市の姿を想像できなかったように、100年後の都市の姿を想像することはできませんが、「ローマは1日にしてならず」というように、都市は積み重ねてつくられてきたものです。100年前から残ってきたものを生かしながら、現在の空間にアジャストしてデザインし、使っていくことで、将来に引き継いでいくことはできます。

私たちは「都市をデザインすること」の様々な答えを、手間暇かけて一品生産しながら、 街づくりに貢献していきたいと考え、”都市をデザインする工房=Urban Design Studio”を会社名としました。

◆私たちが目指すところ

◇私たちが目指すのは、街のなかに新たな場所や空間をつくることで、街の魅力を引き出すきっかけをつくることです。

「禍福は糾える縄のごとし」人々が生活の場とする街にも様々なことが起こります。 街の過去を紐解きながら、タイミングに応じてどういう街の姿や場所の形が望ましいのかを考え、具体的な方策をともに提案します。単なるスクラップ・アンド・ビルドではない、街の過去を将来に伝えられるような街の形を考えていきたいと思います。

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